放送終了「気分の良い日」過激な要素を除き、家族の愛を描いた“優しいドラマ”

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。

写真=「気分の良い日」スクリーンショット


「気分の良い日」がマクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)要素なしで家族の愛を描き、微笑ましく幕を閉じた。

韓国で5日に放送されたSBS「気分の良い日」最終話では、家族たちが許し合いと愛でハッピーエンドを迎える場面が描かれ、注目を浴びた。


まず中年のロマンスで劇の後半でラブストーリーを描いてきたソンジョン(キム・ミスク)とナムグン・ヨン(ソン・チャンミン)の愛が結婚でその結実を手にした。ナムグン・ヨンはソンジョンの娘に良いお父さんになりたいという気持ちを表し、娘たちの積極的な支持を得た。彼の恋心から目をそらしてきたソンジョンも娘に優しいナムグン・ヨンの恋心に心を開き、同日、ついに二人は微笑ましい結婚式を挙げた。


ダジョン(パク・セヨン)とジェウ(イ・サンウ)は娘を出産し、そして3年後には二人の子供の親になっていた。二人は依然一時も離れられない愛情溢れるロマンチックなカップルの一面を披露し、視聴者を和ませた。ダエ(ファンウ・スレ)は夫と前妻の息子であるウンチャン(チョン・ジェミン)から「お母さん」と呼ばれ、嬉しい気持ちが隠せなかった。イヌ(キム・ヒョンギュ)とソイ(チョン・ヘソン)も条件ではなく愛を土台に結婚にゴールインし、家族と一緒に暮らしながら妊娠もした様子だった。シネ(イ・ミヨン)とソンジョンも心を打ち明けられる姻戚としてまた姉と妹として一段と親しくなった姿が公開された。ヒジュ(クァク・シヤン)もソンジョンの家族に許され、みんなと家族のように過ごしていた。インソン(カン・ナムギル)は自身の罪を反省し、新しい人に生まれ変わった。


黄昏のラブストーリーも感動的な結末を迎えた。パーキンソン病で夫を覚えていないスノク(ナ・ムニ)の傍をチョルス(チェ・ブラム)は相変らず守っていた。チョルスは妻を上手に看病するために介護師の資格までとり、自身を覚えていない妻に配慮して温かく包み込む姿で子供たちの鏡となった。家族はみんなパーキンソン病にかかったスンオクに配慮し、チョルスの深い愛に力を合わせて大家族は温かいハッピーエンドを迎えた。


「気分の良い日」は一人の母親と三人の娘の結婚成功記を爽快かつロマンチックに描いたドラマであり、マクチャン要素を除いたクリーンなドラマであることを掲げていた。劇の序盤には一人の女性をめぐっての兄弟の恋敵関係も登場したが、幸いな事に短期間でまとまり、不倫や悪女の悪行、花嫁をいじめる姑などのマクチャン要素は除いて展開された。ラブストーリーの世代も青年と中年、黄昏を網羅しながら展開されたというところが注目を浴びた。


これといった悪役もなかった。ソンジョンの前夫のインソンやジェウとダジョンの結婚を反対していたシネが対立をもたらしたが、悪役というよりは憎たらしいキャラクターに近かった。さらにその上に隙だらけのイメージまで加えられた。チェ・ブラム、ナ・ムニ、キム・ミスク、ソン・チャンミン、カン・ソグ、イ・ミヨンなどのベテラン俳優たちとイ・サンウ、パク・セヨン、キム・ヒョンギュなどの若手俳優たちとの調和も悪くなかった。


ドロドロ系といえるほどの刺激的な設定なしで家族の愛にスポットライトを当て、微笑ましい展開を描いてきた「気分の良い日」。しかし、同時間帯のライバル作品である「来た!チャン・ボリ」との対決に負け、視聴率では一桁を記録し、苦戦を強いられた。それでも最後までマクチャン要素を除いた優しいドラマとして終始ぶれることなく貫いたというところは高く評価できる。





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