EXOの衝撃…中国での韓流、これが限界なのか



「怖くてこれから海外のメンバーなど起用できませんよ」

韓国の文化技術力に中国の予備スターたちを結び合わせてアジア市場を統合するイメージを描いていたK-POPが大きな難題に直面した。


韓国と中国市場の同時攻略に一番成功したと言われていたEXOが5月のクリスに続き、10日のルハンまでグループ離脱を宣言し、少なくない被害を被ることになった。EXOが先に経験したものの業界の関係者たちは“人ごとではない”と口を揃える。


中国人メンバーのチーム離脱にこれといった手が打てない状況の中で、今後中国人メンバーに対する大々的な投資が果たして実効があるのか疑問だという声が韓国の音楽業界に広がっている。中国内でK-POPの人気が高まり、韓国の企画事務所も中国で直接勝負をかける中国人歌手を育てなければならないというニーズが合致し、ほとんどの事務所に中国人の練習生が1人以上はいる状況である。しかし、このままだと“中国だけ得する”状況になるしかないという反応だ。


あるアイドル事務所の関係者は「韓国での契約はどうであれ、中国に行ってしまえば法的争いが非常に複雑になるしかない。しかも、中国の人々は韓国でのトラブルはあまり気にせず、韓国の事務所には非常に不利な状況だ」と述べた。


もう一つの大手事務所の関係者は「初期の投資費用が多く発生するK-POPの特性上、お互いに長い間信頼して依存する関係が必須だが、盲点を狙う外部からの誘惑が非常に多い。しかし、韓国の法廷ですらこれを防衛する手立てがあまりない。事務所の状況はわからないまま、頭ごなしに“強者”と見る韓国内の雰囲気も解決しなければいけない部分だ」と述べた。


それにもかかわらず、中国は諦められない市場でもある。市場がまだ初期段階とされるが、その影響力は巨大なものと判断されている。


音楽業界はまず中国のエンターテインメント業界と手を組み、現地での影響力を高める方策を進めている。現在、中小規模以上の事務所はすべて中国の大手事務所と業務提携協約を結んだか予定している。事務所が中国で影響力のあるマネジメント会社と緊密な関係を結んでいれば、メンバーがこっそり現地の事務所と交渉して不意打ちされることは避けられるのではないかという見込みからだ。


中国のエンターテインメント業界が韓国市場に依然として関心が高いのも期待できる要因だ。韓国の事務所と対立して離脱したメンバーを受け入れるのは、今後韓国の会社との協力に当然悪影響を与えるしかない。ある業界の関係者は「市場は統合されている反面、システムはまだ別々で存在しているため、韓国に背いて離れるのは容易かもしれない。現状としては韓国の事務所の海外での影響力を高めるしかない」と残念がった。





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