iKONの中国進出&WINNERの日本デビュー…YGの理由のある“欲”



WINNERとiKONはYG ENTERTAINMENT(以下YG)で兄弟のように育ってきたボーイズグループだ。兄のWINNERは2014年8月にデビューし、弟のiKONは2015年1月のデビューを控えている。性格が全く違う両グループは、進出しようとしている海外市場も日本と中国に分けられている。

WINNERとiKONは2013年に韓国で放送されたサバイバル番組「WHO IS NEXT:WIN」(以下「WIN」)を通じて「WIN」Aチームと「WIN」Bチームとして顔を知らせた。当時、勝利した「WIN」AチームがWINNERとなり、「WIN」Bチームは練習生に戻った。そして、2014年の新しいサバイバル番組「MIX&MATCH」を通じて「WIN」BチームはiKONの最終メンバーに選抜されるために孤軍奮闘中だ。



WINNERは8月にデビューし、9月から日本でプロモーション活動を行った。アルバム発売直後に、日本で単独コンサートまで開催した。デビュー前にBIGBANGの日本ツアーでオープニングステージを飾っていたWINNERが、現地のファンを確保したからこそ可能だった。WINNERは単独コンサートツアー「WINNER 1st JAPAN TOUR 2014」で東京、札幌、福岡、名古屋、大阪の5都市で計11回の公演を開催し、約2万5000人のファンと出会った。

WINNERは現在ニューアルバムを準備中である。これについてYGのヤン・ヒョンソク代表は「WINNERは韓国市場だけを見てデビューさせたグループではない。韓国と日本で活動を並行する。WINNERは限界に閉じこもっているようなグループではない。ジャンルも境を決めることなく、もっと多くのものを披露していく。WINNERは先輩のBIGBANGのように引き続き成長するグループになるだろう」と伝えた。



一方、iKONは最終メンバーの選定発表のみを残している状態だ。22日にはソウル・高麗(コリョ)大学のファジョン体育館でファイナル・マッチが繰り広げられた。チケット応募イベントには約15万人の応募が殺到し、iKONへの熱い関心を伺わせた。

これに先立ちiKONは中国・北京のPoly Theater(保利剧院)でファンミーティングを開催し、現地のファンと出会った。当時、このイベントには約6万人の応募があった。iKONが北京空港に入国した際には現場が麻痺状態になったという。


ヤン・ヒョンソク代表は「中国でのiKONへの反響は爆発的なものだった。iKONは中国市場に向けて挑戦するが、デビュー直後に進出するわけではない」とし「iKONは十分な韓国での活動を通じて基盤を整えた後に中国市場に進出する。長い期間、iKONのデビューを待ってくれた韓国のファンに恩返しする時間が必要だ」と伝えた。


ヤン・ヒョンソク代表がiKONの中国進出にかける期待は大きなものだった。しかし、デビュー後、相当期間は韓国での活動に集中するのが優先であると語った。


「これまでYGには、中国に対してきちんと挑戦した歌手はいなかった。しかし、今は現地市場に合わせて挑戦をする時期であると判断した。iKONがそのトップバッターになるだろう。これまで海外市場は日本に焦点を合わせていた。BIGBANGは日本進出のために長い期間準備を積み重ね、観客80万人を動員するドームツアーを成功させた。iKONは中国に向けて長期的なプランを持っている。焦らず、ゆっくりとiKONの中国進出を準備していく」




元記事配信日時 : 2014年10月26日07時42分 記者 : キム・イェナ、写真 : TVレポート DB、YG ENTERTAINMENT




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