チャン・グンソク率いるTEAM H、ダンスフロアと化した名古屋公演「このまま死んでもいい、めっちゃ楽しい!」


(C)Tree J Japan


チャン・グンソクと彼の音楽パートナーBigBrotherが一つになったプロジェクトグループTEAM Hが10月1日~2日、日本ガイシホールでの名古屋公演を皮切りに、全国4都市8公演のアリーナツアー「TEAM H PARTY~Raining on the dance floor~」のスタートを切った。

今年7月にリリースした1年4ヶ月ぶりとなる通算3枚目のニュー・アルバム「Driving to the highway」を携えた待望の全国ツアー。センターステージからは四方に花道が伸び、会場全体のファンをくまなく間近で感じることのできるステージ構成で、無数の照明やレーザーがあらゆる角度からステージと会場を照らした。華やかな空間を演出する中、サウンド・プロデューサーでチャン・グンソクの友人でもあるBigBrotherによるDJプレイが始まるとすぐに会場は一斉にジャンピングが始まり、一瞬にしてダンスフロアと化した。


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オープニングはニュー・アルバム「Driving to the highway」の中から「OPEN THE DOOR」や「Do it on the speaker feat Joy.M」を立て続けに披露し、会場は巨大なクラブと化した中、2曲目の途中でスモークの中からチャン・グンソクが現れると会場のボルテージは更にヒートアップ。「名古屋、準備は出来てるかー!」というチャン・グンソクの呼びかけに対し、チャン・グンソクとの再会を待ちわびたファン達は割れんばかりの声援で応えた。そして、「I just wanna have fun」「What is your name?」などの過去のアルバムの中からTEAM Hの代表曲をノンストップで披露した。

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公演の中盤では衣装チェンジのため楽屋に移動するチャン・グンソクをカメラが追い、着替える姿を会場内のスクリーンへ中継するサービスも行われた。そのまま楽屋でのMCが始まり、最近マイブームという“アホゲーム”をスタッフと対戦する場面もあった。負けたスタッフにはシャンパン一気飲みの罰ゲームをお見舞いするなど、ユーモアな企画で笑いを誘った。続けて、客席の中からファンを選び、会場に戻ると選ばれたファンをステージへ上げる粋な計らいも行われた。

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その後もチャン・グンソクはステージを縦横無尽に駆け回り、水鉄砲などで客席のファンに近づくパフォーマンスを見せたり、ターンステージやせり上がるステージなど様々な趣向を凝らした演出でも会場を盛り上げた。しかし、一番の見どころは、ツアータイトル曲でもある「Raining on the dance floor」だろう。勢いの良い噴水に囲まれ、びしょ濡れになりながら踊り狂うチャン・グンソク。迫力のあるミュージックビデオをステージ上で再現してしまったような豪華で幻想的な光景は、思わず観客の誰もが見入っていた。

豪華なステージを見せながらも、「Driving to the highway」ではアコースティックギターでしっとりと歌い上げ、振付を会場全体で行いながら一体感溢れる場面もあった。


そして、公演は終盤になるにつれて更に勢いを増していく。チャン・グンソクは「このまま死んでもいいくらい、めっちゃ楽しいよ!お前たちもそうでしょ?」と本人も心から楽しんでいることを観客に語りかけた。


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昨年のソロツアーでは、ありのままの自分の姿を見せていきたいと今後の抱負を語ったチャン・グンソクだったが、TEAM Hの公演はまさに彼がステージを楽しみ、またそのことが伝わってくるような輝いた姿を見せた。公演を通して全24曲を披露し、最後まで勢いのあるパワフルなステージで幕を閉じた。

ファンと共に歌って踊るTEAM Hのパーティーは始まったばかりだ。今月11日、12日に福岡公演、11月に埼玉と大阪で公演を控えている。


■関連サイト

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