Berryz工房「初めての全員で遊園地」「活動停止の意味」を清水佐紀が語る

ラストシングルとなる『ロマンスを語って/永久の歌』を発売するBerryz工房。

ラストシングルについて、来年春の活動停止について、キャプテンである清水佐紀に現在の心境を聞いた。


20141113-berryzshimizu.jpg【クリックで大きな画像】


-ラストシングルとなる『ロマンスを語って/永久の歌』について聞き所を教えて下さい。


清水佐紀

『ロマンスを語って』ですが、最近のBerryz工房の楽曲はクールでかっこいい感じだったり、たまには面白い感じだったりとか色々な楽曲をやってきたんですが、久々に可愛らしい「アイドル」な曲だなと思いました。最後にやり残したことがないように、かわいい部分もファンの皆さんに楽しんで頂きたいと思います。振付では7人でハートマークを作る振りがあるんですけど、なんせこれが恥ずかしいというか…メンバーの照れた部分も見られるかな、と思います(笑)。


-恥ずかしかったんですね。歌詞も、現在のBerryz工房の心境を表していますね。


清水佐紀

どちらの曲も歌詞が胸に来ます。いまの私たちだから、という歌詞になっていますのでファンの方からも「ありがとう」と言って頂いています。


-『永久の歌』も可愛らしい曲ですね。


清水佐紀

ロック調なのでBerryzらしく、また歌詞も私たちにすごく当てはまるものです!僅差なんですが、わたしは『永久の歌』のほうが好きなくらいに、自分たちに当てはまっていて、頂いた時に「あ、これLIVEで歌ったら泣くな」と思ったんです。そのいい歌詞を、メンバーが笑顔で歌うとまた、キラキラするというか…ファンのかたも「こんなイイ歌詞を笑顔で歌うとか泣けるよ」と言って頂いてます。振りでもメンバー同士でアイコンタクトを取る場面があるんですが「ここまで頑張ってきたな」とみんなで思えるような内容になっています。


-それは、LIVEなどでも見所ですね。


清水佐紀

LIVE中に泣いているファンの方も多くて、その姿を見てこちらもうるっと来て…いま行っているLIVEのナルチカではファンのかたと距離が近いのでよく見えるんです。


-そんな中で、今回の突然の活動停止ですが、未だに全貌は明らかになっていません。


清水佐紀

春で活動を停止します。メンバー同士で話し合った時に、小学生の時からやってきた私たちが20歳を超えて大人になり、自分たちのやりたいことも見つかってきて…。Berryzは個性がすごく強いグループなので、お互いのやりたいことを尊重したいという想いで活動停止になります。もちろん、悲しいという気持ちもあるんですが、それよりも活動停止までの時間を大事にしたいなという想いが今は強くて、前へ前へという気持ちです。


-感傷的ではないのはナゼでしょうか?


清水佐紀

Berryzらしくやっていこうって、この10年間活動をしてきたのでそれぞれの想いを大事に出来ているのかなと思います。


-春まで期限があるというのは、どんな気持ちなんですか?


清水佐紀

実はまだ実感がなくて…年を超えたら実感が出るのかもしれないですが、ツアーや新曲発売などで楽しい時間を過ごさせて頂いているので、毎日が充実しているんです。なので、あまり、実感が沸かないのかもしれないです。でも、お正月にハロコンがあるので、迎えると実感が湧いてくるのかもしれないです。


-清水さんは、活動停止後のプランはあるんですか?


清水佐紀

キャプテンとして10年以上やってきたので、残りの時間を大事にしたいという気持ちのほうが強くて…。最近思うのは残りの時間をBerryz工房だけのためではなく使いたいなと思ってます。モーニング娘。やスマイレージに新しい子が入ってきて、若い子たちに「Berryz工房をもっと見て欲しい」という気持ちがいまはあります。お正月のハロコンも私たちにとっては最後ですが、新しく入ってくる子達には初めてのハロコンなので、何か伝えられるものがあったら嬉しいです。


-Berryz工房は後輩との接点がなさそうに見えますが、そういう想いもあるんですね。


清水佐紀

Berryzのメンバーって、教え下手な感じが強いんです。でも、話したら結構「Berryzさん怖くないんだ!」と言われることが多くて…個人的に話すと怖くないのですが、7人揃うと圧があるので、後輩も近寄りづらかったのかもしれないです。


-ハロプロの後輩たちに伝えたい、残したい気持ちがあるんですね。


清水佐紀

今後のハローを引っ張っていくみんなに、色々残したいなと思ってます。


-2015年は、ハロプロが急激に変化しますが、どうなりますかね?


清水佐紀

すごい、楽しみだなと思います。どう変わっていくんだろうって、どきどきワクワクな感じなんですけど、ハロー!プロジェクトって、お互いのグループが活動をしていて、年に数回集まってコンサートをして、切磋琢磨しながらお互いが仲間として、ライバルとして成長させてくれる場所だと思います。その場所が消えないように後輩たちにはもっともっと盛り上げてほしいなと思います。


-小学生から活動をしていたBerryz工房として、若くしてメンバーとなったモーニング娘。'14の新メンバーにアドバイスはありますか?


清水佐紀

すべてが急に色々と起こるので、テンパったりついていけなくて悔しかったりすると思うんですけど、その気持はすごく大事なので入った時の気持ちを忘れずにずっと持っていて欲しいです。でも、まずは楽しんで、活動をしてもらいたいなあと思います。


-Berryz工房の最後の日、って想像がつきますか?


清水佐紀

Berryzって、いままでのツアーでも明るく終わることが多いので、最後も涙を見せないで笑顔で終わりにしたいです。ファンの方に笑顔を見てもらいたいなと思います。でも、わたし、一番泣き虫なんで、「清水泣くだろ」って思われているんでしょうけど(笑)、泣かないで終わりたいですね。


-メンバー同士で活動停止について話はしないんですか?


清水佐紀

悲しくなるからか、殆んど話はしないんですけど、徳永千奈美ちゃんがスゴくいいデジカメを買って、いつも撮ってくれるんです。ナルチカで地方に行かせて頂くときにも、ちょっと散歩したりして、思い出づくりをしている感じはあります。


-思い出深い場所といえば、さいたまスーパーアリーナもあります。


清水佐紀

私の今までで一番思い出深い曲がデビュー曲の『あなたなしでは生きてゆけない』で、MV撮影をしたのがさいたまスーパーアリーナなんです。この曲は、いま考えても良く小学生がこんな難しい歌詞の曲を歌ったなと思いますし、レコーディングやレッスンでスゴく先生に怒られたな、という想い出も多くあります。


-キャプテンとしての10年間を振り返ると、どんな想い出が?


清水佐紀

Berryz工房のメンバーはみんなスゴイ飽きっぽいんですけど、ここまでメンバーチェンジもなくやってこれて、もちろん喧嘩したりもあったけど、性格もバラバラなメンバーが良くやってこれたね、ってみんなで話したりします。最近、昔ショップで売っていた写真とかを見て「わあ、スゴイ子供だ」って驚いたんです。本当にみんな、大人になったんだなあ、って実感しました。なんか、10年あっという間だったなと思います。


-特に思い出深いエピソードは?


清水佐紀

デビュー当時にシール交換がスゴく流行っていて、みんなで休憩時間に交換をしたんですけど、大きいシールをあげたのに小さいシールしかくれなかったと喧嘩したりとか…なんでそんなことで喧嘩したのかって呆れるくらいなんですけど(笑)、当時はすごく大きな出来事で、くだらないことで良く喧嘩していたなと思い出します。みんな子供でしたね。


-そんな時期を経て、今があるわけですね。Berryz工房はすごくバランスがいいように感じます。


清水佐紀

そうですね…くっつき過ぎず、離れすぎずというか…他のグループは結構一緒にプライベートでもご飯食べたりするみたいですけど、Berryzは本当になくて!でも、実はついこの間、初めて全員でプライベートで集合して遊園地に行ったんです!10年間で初めてだったので「あれ?ウチラ本当はすごく仲良しじゃん!」って思いましたね(笑)。乗り物が苦手な子もいるので、初めに集まって、何人かずつに別れて遊んで、また最後に集まってご飯食べに行きました。


-初めてだったんですね。


清水佐紀

本当に初めてだったんです、7人全員で集まってというのは。すんごい楽しくて…いままでも、お仕事終わりに何人かでご飯行ったりはありましたけど、集まろうってのはなかったんです。


-誰が一番はしゃいでました?


清水佐紀

もも(嗣永桃子)が先頭切って「この日にしよう!」って集めてくれて、今年の夏に花火もしたんですが、その時も、ももが「花火やろうよ」って言い出してくれて。本当に、スゴく楽しかったです。


-ももちが、というのが意外ですね。活動停止について、最近ではつんく♂さんと何かお話はしましたか?


清水佐紀

最後まで、突っ走ろうな!と言って頂きました。


-皆さんからしたら、つんく♂さんはお父さん的な存在ですもんね。


清水佐紀

本当に、私たちのことをよく見ていてくれていて、下手したら、お父さんよりも一緒にいるかも(笑)。つんく♂さんは本当に、プロデューサーとしていつも見て頂いていたので…。


-ちなみに「活動停止」であって、解散ではない理由はあるんですか?


清水佐紀

解散って言っちゃうと、いままでの10年間がなくなってしまいそうで寂しかったので、自分たちの青春を捧げてきたものが無くならないように、という想いが強いです。


-活動停止なわけで、いつか活動再開があってもいいわけですもんね。


清水佐紀

あるかも知れないですよね。


―最後に、清水さんにとってBerryz工房ってなんでした?


清水佐紀

青春全部を全て注いできたなと思うので、本当にBerryzじゃなかった自分が想像できなくて、何やっていたんだろうな?とか…。想像することはありますけど、Berryzにいられて本当に良かったなと思うことが多くて…お誕生日迎えると、ファンの皆さんやメンバーやスタッフさんに「おめでとう」と言ってもらえて…こんなことってないですからね。


-最後の時間も、ファンに悲しむのではなく一緒に祝って欲しいですね。


清水佐紀

47都道府県、まだいけていないところもあるのでぜひ行きたいです!そして、ファンの皆さんと一緒に最後まで突っ走りたいです。


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