MERRY、アルバムジャケットアートワーク公開

12月24日にリリースされるMERRYのニューアルバム『NOnsenSe MARkeT』。発売まで1カ月を切った本作のジャケットアートワークと、アルバム表題曲の試聴音源が公開された。

作品ごとにコンセプトを設け、毎回芸術的なジャケットを制作するMERRY。彼らが新作でタッグを組んだのは、死んだ動物の骨や毛皮で模した造花“骨花”を制作するアーティスト徳重秀樹だ。


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彼は、MERRYの撮影に同行した際に遭遇した都会のネズミたちの躯を骸を持ち帰り、新たな“骨花”を生み出した。


グロテスクだがどこか美しい雰囲気を放つ“骨花”。今回は徳重とのコラボレーションを通して、MERRYのさまざまな側面を凝縮した「NOnsenSe MARkeT」にふさわしいビジュアルが誕生した。


そして2015年1月2日に東京・渋谷公会堂にて行われる新春ライブ「Grateful Year 2015 ヴァニラスカイアバンギャルド」と、アルバムの連動企画も決定した。


アルバムに封入される引換券をライブ会場に持参すると、限定CDがプレゼントされる。限定CDには『NOnsenSe MARkeT』の収録曲『暗闇にピンク」を、メンバー5人が交互にリードボーカルを務めた「暗闇にピンク ~All memVer.~』が収められる。プレミアアイテムになることは必至なので、ライブに参加するファンはぜひ手に入れておこう。


なお、アルバムの通常盤はメンバーの「多くの人に手にして欲しい」という意向もあり、2,400円(税別)という特別価格になっている。


▼徳重秀樹コメント

ある深夜、都内のガード下でおこなわれたジャケット撮影。その場にぼくも同行してました。古びた壁に投影される赤い光に照らされ、ガレキの上でつぎつぎとポーズをきめる5人。次の撮影にうつり、すべての工程が無事に終了したとき、スタッフの声がしました「あ、ネズミ!」ガレキの上にネズミの死体が転がってました。よくみると、そばにももう一匹。都会の片隅でごみをあさり、生き抜き、死んだネズミたち。ぼくは死体を拾い、持ち帰りました。この骨を骨花にしよう。脳裏には、さっきみたシーンが浮かんでいました。深夜の薄汚れたガード下、ひっそりと咲く赤い花。花びらは5枚。


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