MR.BIG、3年ぶりの韓国公演…デビュー25周年の貫禄でソウルを熱く盛り上げた!


写真=ACCESS


先に「コリア」を叫んだ。すると「MR.BIG」で答えた。3年ぶりに再会した世界的なロックバンドMR.BIGと韓国のファンは同じ空間で情熱を発散した。急に肌寒くなった天気とは関係のない、熱い夜だった。

MR.BIGは2日午後、ソウルAX KOREAで新アルバム「The Stories We Could Tell」発売記念単独コンサートを行った。ワールドツアーの一貫として行われた今回の公演を通してMR.BIGは2011年以降、3年ぶりに韓国のファンと再会した。





MR.BIG、25年間止まらない情熱


今年でデビュー25周年を迎えたMR.BIGは「Daddy, Brother, Lover, Little Boy(The Electric Drill Song)」を皮切りに、「Gotta Love the Ride」「American Beauty」「Undertow」を連続で熱唱した。MR.BIGは公演を興奮状態で休まずに続けていった。1階のスタンド席、2階の座席すべて彼らの爆発的なステージに魅了された。

エリック・マーティンの鋭くも繊細なボーカルが公演全体を指揮したとすれば、べーシストのビリー・シーンとギターリストのポール・ギルバートのギター演奏で注目を集めた。ポール・ギルバートの速弾きと、ビリー・シーンの重みのある演奏に客席は歓呼と感嘆を送った。特に、二人のメンバーはギターバトルを連想させるようなパフォーマンスで実力を見せ付けると同時に面白さも届けた。



ボーカルのエリック・マーティンはMR.BIGを代表し、「韓国ファンに再び会えてとても嬉しい。そして感謝している」と挨拶し、観客を盛り上げた。歌の間に感動を表したエリック・マーティンは、そのたびにウィットのあるジェスチャーとコメントで会場を盛り上げた。




MR.BIG、闘病も分け合った友情


この日の公演には今年、パーキンソン病の診断を受けたドラマーのパット・トーピーが登場し、観客から熱い歓呼を受けた。ファンの心配が寄せられたパット・トーピーはMR.BIGのメンバーと共に入国し、ステージを準備した。

パット・トーピーはステージで健康な姿を見せ、感動を届けた。もちろん、公演には万が一の情況に備え、同行したドラマーのマット・スターがいた。マット・スターがドラムセットを守ったとしたら、パット・トーピーはそばでコーラスを中心にドラムとタンバリンでサポートした。


MR.BIGは25曲で2時間を埋め尽くした。MR.BIGは代表曲の「To Be with You」を始め、「Colorado Bulldog」「Living After Midnight(Judas Priest cover)」「Mr. Big(Free cover)」でアンコールステージまで盛り上げた。この中で「Just Take My Heart」「Fragile」「Mr. Big」はパット・トーピー自らドラムを演奏して完全体のMR.BIGを見せ、最後までファンに胸いっぱいの感動を届けた。



1988年、米カリフォルニアで結成されたMR.BIGは、ボーカルのエリック・マーティンとギタリストのポール・ギルバート、べーシストのビリー・シーン、ドラマーのパット・トーピーで構成された。MR.BIGは10月17日からイギリス、スペインなどヨーロッパの主な都市でコンサートをスタートした。韓国公演を終えたあとMR.BIGは東京、大阪、名古屋など9つの都市で大規模なツアーを行う。



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