INFINITE エル vs ソ・ガンジュン“ずる恋”2大年下男子に乾杯！アート系えくぼ王子＆小悪魔系見守り秘書

いいラブコメディには、ヒロインを巡って恋の三角関係を形成するライバルの存在が欠かせない。しかもそのライバルが、“わたしならこっちを選ぶのに”“ヒロインが気づかなくても、あなたの良さは私が保証する！”と視聴者に思わせる人がベスト。ヒロインを見守って、助けて……と、全力で尽くしているのに報われない……。その姿がせつなくてたまらなくて、目が奪われてしまうのです。

そんな理想的ライバル男子を、離婚カップルのドタバタ復讐劇「ずる賢いバツイチの恋」で見つけちゃいました。本作で8歳年上のヒロインに恋をし、“国民的年下男子”と呼ばれるようになったソ・ガンジュン。そしてチュ・サンウク演じるIT社長の個人秘書に扮したもう一人の“年下男子”、INFINITEのエルです。

　

アート系えくぼ王子 ソ・ガンジュン

ソ・ガンジュンが演じるクク・スンヒョンは、海外放浪帰りの御曹司。洋画を学び、ピアノをたしなむ、芸術を愛する自由な26歳。彼は会長である父の命令で、中学時代の家庭教師(ほぼ兄同然) が社長で、実姉が理事のIT会社でインターンを始めます。その同期が、離婚後に出世した元夫チャ・チョンウ(チュ・サンウク) への復讐心から入社した34歳の“バツイチ”ヒロイン、ナ・エラ(イ・ミンジョン) でした。クビになる算段ばかりしているようなスンヒョンですが、そのふるまいからにじみでるのは御曹司らしいスマートさ！ 営業で苦戦しているエラのために、御曹司ネットワークをこっそり使ってアシスト。

また、酔ったエラを送り届け、「お茶でも～」と誘われても「夜遅くの女性の家に男がいるのはよくない」と断る。決定的だったのは、エラの実家のクッパ(汁飯) 店でゴハンを食べているとき(第5話)。母親たちの会話からエラの離婚歴を知ったスンヒョンは、ばつの悪そうに事情を説明するエラに「堂々としていればいい。いつものエラさんのように。そのほうがあっている」と、何事もなかったかのようにふるまう。正直、元夫への幼稚な復讐を決行するエラや、エラに対抗意識を燃やすチョンウより、よっぽど大人！ そんな超マナー男子を現在21歳のソ・ガンジュンが見事に演じています。眉目秀麗、色白、美しい指先(自ら演奏したピアノシーンは必見です) ……と、リアル貴公子ぶりが話題のソ・ガンジュンですが、最大の魅力は、両ほほに現れるえくぼ！ 今もっとも旬な若手俳優でもある、この “えくぼ王子”に注目してください。

　

小悪魔系見守り秘書 INFINITE エル

一方、こちらもえくぼが魅力の人ですが、社長の個人秘書兼運転手キル・ヨハンを演じたエル(INFINITE) もなかなかの年下男子ぶりを発揮しています。音楽活動と並行し、俳優としてもキャリアを積んできたエル。「美男バンド～キミに届けるピュアビート」ではクールな熱血男児を、「主君の太陽」では、心に大きな傷を負う御曹司を演じてきましたが、今回のキャラクターはじつに愉快！ 会社創設時からチョンウとともにいるヨハンは、チョンウの心が手に取るようにわかるようで、つねに正論でチョンウを刺激します。おかげで何度もチョンウに逆ギレされますが、おかまいなし！ 嫉妬もスネ方も、かなり“お子ちゃま”なチョンウをからかって楽しむ一方で、チョンウがつらいときは、一緒に寄り添う優しさもある、いわゆる“ツンデレ”秘書なのです。実際、92年生まれのエルが78年生まれのチュ・サンウクをある意味で手玉に取る姿は痛快！ ダメな兄貴にちょっぴり呆れつつも、いとおしそうに微笑む姿は素敵ですし、そうやって年上男子を掌で転がす姿は“小悪魔的”魅力といえるかも。もともと女心をつかんできたエルですが、今回は男心すら、がっちりつかんでいるようです。

いかがでしょう？「ずる賢いバツイチの恋」を盛り上げる“年下男子”たち。年齢よりもずっと大人な魅力を発揮する2人の活躍を、たしかめてみてください。

(執筆：杉本真理 エンタメ編集者・ライター)

「ずる賢いバツイチの恋」

DVD-SET1 好評発売中

DVD-SET2 2015年3月4日(水) 発売

発売・販売元：NBCユニバーサル・エンターテイメント

(c) 2014 MBC ※同時レンタル開始

DVD公式サイト：http://ift.tt/1yqYaI4

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