グラドル界のジャンヌダルク 倉持由香が描くグラビアの未来

自慢の100cmピップを自画撮りでブログに公開。インパクトとエロスで世の男性を虜にし、その撮影技術の巧みさから“尻職人”の異名を持つ倉持由香。

6月20日に最新DVD『桃尻彼女2』(ラインコミュニケーションズ)をリリースした。グラビア歴11年のベテランでありながら、日々独自の表現を探り、倉持ワールドを編み出した彼女のルーツ。そして彼女の思うグラビア界の現状と未来とは?大いに語ってくれた。


20150710-img_3029.jpg【クリックで大きな画像】

―そもそもグラビアを目指したきっかけはなんですか?

倉持由香
小学校6年生か中学1年生の頃、9歳上の兄がいたので、毎週少年マガジンが家にあったんです。当時は乙葉さんとかが人気で、ずっと素敵なかたが表紙を飾ってたんですね。それで「私、マガジンの表紙になりたいゾ。」と思ったのが最初です。あと、ゲームにどっぷりハマっていたので声優さんにも興味があって、1~2年「日ナレ」(養成所)に通ってまして、ならはしみきさん(クレヨンしんちゃん・みさえ役)に習ってたんですが、「声優よりタレントになった方がいいよ。」と言われまして。じゃあ、興味あるグラビアのほうに行ってみようかなと思って今現在があるんです。

―最初にメディアに出たのは?

倉持由香
千葉出身なので、チバテレビのアイドル番組「なりギャル.TV」のオーディションに合格したのが、一番最初のお仕事ですね。そのあとグラビアとは少し離れて“ゲームアイドル”として活動してました。ゲーム雑誌の連載とか、ゲームショウに出させてもらってました。でも「やっぱりグラビアがやりたい。」と思って18歳でフリーになったんですけど、20歳の時に今の事務所に移籍しました。

―紆余曲折あったんですね。

倉持由香
はい、いろいろありました(笑)。山手線で痴漢捕まえて夕刊フジの一面に載って、さらに「笑っていいとも!」に「痴漢を捕まえたアイドル」で出させていただいたり、本格的にグラビア始める前に「タリウム少女の毒殺日記」という映画に主演して、東京国際映画祭の作品賞頂いてグリーンカーペット歩いたりと、いろいろあってグラビアに来ました(笑)

―グラビアアイドルとしての船出は?

倉持由香
いやあ、当時からグループアイドルさん全盛でしたから、ヒマで、ヒマで(笑)。ずーっとマンガ喫茶にいました。雑誌も「スコラ」とか「サブラ」とかが廃刊になって、グラビアアイドルが出る場所が「ヤンジャン」「ヤンマガ」になってくるんですけど、そこはもうグループアイドルさんが巻頭から巻末までぶち抜き!みたいな感じですよね。ならばイメージDVDを出すのがグラドルの主な仕事なので、DVD発売メーカーさんに行って売り込みますが、「知名度がないから無理!」とか言われて…。雑誌に出るための知名度を上げるためのDVDも出る知名度が無いって言われたら、もうどうしたらいいんだ!って泣いて帰ってきて、雑誌もDVDも出られないんだったら、自分発信の媒体であるTwitter、ブログにグラビアコンテンツを載せ続けようって考えたんです。

―ここで自画撮りコンテンツが発想されるのですね?

倉持由香
最初は撮影会などでファンの方に撮っていただいた画像を載せていたんですが、カメラマンさんの存在がないことで、より生々しいエロスを表現できる自画撮りはどうか?と思いつきまして、スタジオがなくても姿見があれば全身撮れますし、衣装もメイクも編集者も自分で、自分のグラビアコンテンツを発信し続けようと。

―お尻発信にしようと思ったのは?

倉持由香
ニコ生チャンネルを一緒にやってたカメラマンさんが「もっちーはお尻が大きいから、そのお尻を出さないと「無駄尻」になるぞ!」て言われまして(笑)

―大きいお尻はコンプレックスだった?

倉持由香
そうなんです。本当は90cmあったのに87cmって逆サバ読んでたくらい。でも「無駄尻になるぞ!」って言われてからは正直に答えるようになりました。で、こうなったら5分に一回のペースで尻を載せ続けてやろうって思いまして。

―ええ!?5分に1回尻ですか?

倉持由香
その頃ちょうど(2013年)「日テレジェニック アイドルの穴」という番組にエントリーしたときだったんですね。番組のホームページ横のサイドバーに候補生全員のTwitterが流れるようになってたんです。そのサイドバーを私の尻で埋め尽くしてやろうと思って、みんなが数時間に1回くらいしかつぶやかないところを私は5分に1回画像バーッて載せたら、ホームページ見た人は絶対私の尻を目にするだろうと思って、ひたすら載せ続けた結果、Twitterのフォロワーが冬から夏にかけて3000人から10000人になりました。

―徹底的な尻見せ戦略に周りの反応はどうだったんですか?

倉持由香
当時のスタッフさんが、こんなに画像を上げたらDVDが売れなくなるから止めてくれっていわれたんですけど、「いや、自画撮りとDVDコンテンツは決して干渉し合いません。別です。言って載せ続けて、DVDがAmazon1位になったので、ほらみろ!って(笑)。結果を出さないと大人たちも納得しないので。自画撮りは“ティッシュ配り”みたいなもので、倉持由香という商品にはこんなものもあります、こんな一面もありますって“無料サンプル”なんです。それで興味を持ってもらったかたはDVDだったりを買っていただくといいかなと。

―自画撮りのお手本とかいるんですか?

倉持由香
うしじまいい肉さんというコスプレイヤーの方がいらっしゃって、この方の自画撮りが「自画撮りいいなあっ」て思うきっかけですね。片づけられてない部屋でコスプレ自画撮りしてるのが妙にサブカル感があってエロいんです。

―たしか今ヒップサイズ100cmですが?

倉持由香
あ、大きくなったんですよ!人間も見られることで可愛くなったりするじゃないですか?尻も見られてるうちに丸く形が良くなってきて、良い感じに成長したんだと思います。

―ケアもたいへんでしょう?

倉持由香
足首に錘(アンクルメイト)を着けて歩いたり、表面も大事なのでマッサージしたり、フェイスパックのシートを右尻、左尻に“ぺんっぺんっ”で貼るのを週1回~2回やってます。普段はスクラブマッサージを。顔5分だとしたら尻20分くらいの配分ですね。地上波出させていただくと、顔より尻が映ってる方が長いですからね(笑)

―その尻を堪能できる最新DVD『桃尻彼女2』が発売されました。

倉持由香
DVDメーカーに行っても断られて泣いていた私が9枚目を出すことが出来ました!ありがたい!

―今作は初めてBlu-rayも出ます。

倉持由香
実はずっと断ってたんです。Blu-rayって毛穴まで見えちゃうので恥ずかしいんです。ファンの方からは「ずっとBlu-ray待ってました。」っていうお言葉もいただいたので出してよかったです。

―みどころ聞きましょうか。

倉持由香
去年6月に出た『桃色彼女』の続編です。あのカップルがその後どうなったかというストーリー仕立てになってます。今回も攻めてます!私がふんどし姿にさせられて、もうすぐお祭りがあるので君のお尻で太鼓の練習をさせてくれって、私の尻をバチでばちんばちん叩くとぷるんぷるんみたいな。どういうシチュエーションなんですかね(笑)。あと、首輪付けられて犬扱いされたりとか、もうドM満載で楽しくってしょうがなかったです(笑)。さらに100cmのお尻をマウスパッドにされて、私のお尻の上でマウスをコリコリされてダブルクリックで「うーん!」みたいな感じで(笑)。もちろんガーターやマイクロ水着、競泳水着という王道もあるんですけど、かなり変態チックな場面も多いので、私をそんな風に扱ってる気分になれると思うのでぜひ観てほしいです。

―倉持さんはドM?

倉持由香
そうですね。もうDVDで開発されていくんですよ。7作目で“目隠し”経験してちょっと興奮しました。今回は犬扱いで、すべて言葉が「わんわん」だけだったのがよかったです。ご主人様ほしいなって(笑)。また来週からDVD撮影ロケ入ってるんで、また何か新しいMが開花して帰ってくると思います。

―撮影地は?

倉持由香
3月の沖縄だったんで寒かったです。Blu-Rayだと鳥肌立ってるのが分かると思うので、グラビアアイドルって大変なんだなあって思ってください(笑)。

―倉持さんバストのほうは?

倉持由香
Dカップです。そこそこありますけど、今はGカップ、Iカップざらなのでグラビア界では無い方ですよ。なので一応「適乳」って言ってます(笑)。貧乳ではないし巨乳ではないちょうど間ですね。」

―食い込みにもこだわりがあるんですよね?

倉持由香
撮影衣装でのTバックはNGにしていただいてます。小さいビキニが食い込んで“T”になるのは良いんです。そこには大きな違いがあって、Tバックを最初から履くと“ドーン!エロいでしょ!”となるんですが、“食い込んじゃってるT”には恥じらいがあるんです。「本当はTじゃないのに食い込んじゃうの見ないで!」という奥ゆかしさと言いますか、日本人特有の詫び寂びのエロスがそこにはあると思うんです。なのでそこはこだわってます。

―今のグラビアは倉持さんから見てどう映ってるんですか?

倉持由香
今は露出合戦になりつつありますね。ハイレグは角度が深ければ深いほど良い、ひと昔前の“着エロ”状態にまで来てます。これはどこかでストップを掛けないと“グラビアアイドル”という文化がなくなってしまうと危惧しています。水着をどんどん小さくとか脱いでいくと、それはセクシー系の方には敵いませんから、グラビアとはそうではなくて、タートルネックに隠されたおっぱいだとか、秘められたものであるべきなんです。

―そういうことが「自画撮り部」という活動に繋がっていく。

倉持由香
そうですね。なんとかグラビア業界を盛り上げたいと思っていまして、この世界はイエローキャブさんが時代を作り、ほしのあきさん、熊田曜子さん以降、後輩が育たず“ぽんっ”て抜けちゃったじゃないですか?そうしてアイドルに取って代わられた。あの黄金時代を取り戻したいんです。吉木りささんや壇蜜さんが売れてもほかのグラドルたちが育ってないからその人達しかいなかった。それではダメなんですよね。私が“尻職人”でちょっと注目されたときも「これではダメだ」と思ったんです。グラビア界の畑にほかのグラドル達が育ってないと、私という作物は枯れてしまうんです。なので、ほかのグラドルの子たちも巻き込もうと思ったのがきっかけなんですね。

―現在の活動は?

倉持由香
発足して1年半ですが、コスプレメーカーさんとコラボして、フォトブックの発売や、ドン・キホーテのサンプルモデルをさせていただいたりとか活動が広がって行ってます。

―先日青山ひかるちゃんに大きいプロジェクトがあるって聞きました。

倉持由香
それは“グラビアチアーズ”(略称:グラチア)のことですね。いろんなジャンルのスポーツを観戦、応援しに行こうというプロジェクトで、今後自画撮り部のメンバー、非メンバーに関わらずグラビアアイドル全員でかなり大きく動いていくと思います!「日本を元気に!グラビアで元気に!グラチア!」って日本全体を応援できればいいかなと思ってますね。

―グラビア界をこうしていきたいという目標などありますか?

倉持由香
私はグラビアアイドルから女優になりたいと言うような、グラビアアイドルが踏み台じゃなくて目標なんです。私が目標とするグラビア界っていうのは、イエローキャブさん全盛の黄金時代です。あの頃は男子中学生がグラドルだけで好きな人を言い合えたですよね。「おれMEGUMIちゃん!おれ小池栄子ちゃん!」とかですね。そんな時代を作りたいんです。「おれたかしょー!おれあおみん!」みたいな(笑)。グラビアアイドルにも目を向けてほしいなっというのが本音です。私自身がトップに立ちたいわけではない。私が望んでいるのはグラビア界の復興です。グラビアアイドルがまた雑誌でバンバン表紙を飾る時代が出来るんだったら、私は引退して裏方になりたいとも思っています。グラビアアイドルが、あちらのグループアイドルさんの事を「ムカつく、仕事を取るな」とか言われてるときがあるんですけど、それはちょっと違うと思っていて、共存していかなければいけないです。先ほど言ったみたいに後輩が育たなかったという原因もひとつですし。あちらに学ぶことは多くって、事務所の垣根を超えてグループ活動をしている。グラドルは個人商売だという概念をぶち壊して、グラビアアイドル全員がひとつのグループだという意識で、狭いグラビア界で潰し合うんじゃなくて“パイを大きくしましょう”って思っています。

―グラビアだけに大きい“(オッ)パイ”は付き物ですからね。

倉持由香
うまくまとまりましたね。(笑)

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