AAA a-nationで雨を味方に

夏の風物詩とも言える「a-nation stadium fes.」東京公演(味の素スタジアム)の2日目に今年もAAAが出演した。

今年の9月14日にデビュー10周年を迎えるAAAが圧巻のパフォーマンスで雨の降る会場を観客ごと熱気に包んだ。

ステージにAAAの映像が流れた後、メンバーが登場すると味の素スタジアムに大歓声が響き渡る。メンバーの日高光啓が「雨に濡れてく準備は出来てるかあ!」と叫ぶと観客はさらにヒートアップ。

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花柄をモチーフにした衣装に身を包んで夏らしいポップナンバーの『LOVER』からLIVEがスタート、続いて7ヶ月連続リリースの第一弾シングルでもあるアップテンポナンバー『I’ll be there』で肌寒かった会場を一気に夏の暑さに引き戻して盛り上げる。

曲後には、浦田直也が「a-nation東京楽しんでますかー!!雨なんかに負けてねえぞって人ー!!」と叫び「スタンド元気ですかー!!アリーナ元気ですかー!!」と観客に呼びかけると観客も歓声でそれに応えた。

そして浦田直也が「最高の夏にしていきたいと思いますので、短い時間ですが最後までよろしくお願いします!」と挨拶をして披露したのはAAAの代表曲『恋音と雨空』。タイトル通りの雨空で披露した同曲は、夕暮れ時に降り注ぐ雨とステージの照明が相まって元々あった演出かのようなパフォーマンスとなり会場をざわつかせた。続けて披露した『さよならの前に』も空気感そのままにしっとりと聴かせてくれた。

一転、日高光啓が「タオル持ってる?回すよー!」と呼びかけ披露したのがLIVEの定番曲『ハリケーン・リリ、 ボストン・マリ』。

西島隆弘も「皆さん大好きなアーティストさんのタオル持ってます?持ってたらですね、僕達と夏の思い出一緒に作りませんか!」と叫び、5万人の観客がタオルを回し会場が一体感に包まれた。

さらにクールなダンスナンバー『PARTY IT UP』のイントロが流れると、ラストにもかかわらず会場のテンションは一気に最高潮に。パフォーマンス後も歓声は止まず、雨が良い演出になり初めてみる人にもAAAの魅力が十二分に伝わったLIVEになったに違いない。

10周年イヤーとしてアニバーサリーLIVEや野外LIVEが控えているAAA。男性&女性限定のファンクラブイベントも決定しており、AAAの今後の活動に是非注目したい。

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