Synk;yet最新作「心に潜む罪と狂気」を赤裸々描写

最新シングル『自責ノ園』を、8月26日(水)に全5-TYPE発売するSynk;yet。

前シングルの『愛憎のファムファタール』よりSynk;yetは、シングルの表題曲に関しては、「"罪と狂気"を携えた想い」を軸に、"歌詞/楽曲/映像(MV)/ジャケット"を連動させた形で描いている。『自責ノ園』に投影したのは、「愛しすぎたゆえに相手を殺め、その亡骸さえ愛し続けた一人の人間の心模様」。自責の念にさいなまれる主人公が最後に取った行動からは、純粋がゆえの歪んだ行動の真意が見えてくる。

本作は、全部で5-TYPEリリースになる。5-TYPEすべてに『自責ノ園』を収録。TYPE-A/Eには、『自責ノ園』のMV/Piano versionを。TYPE-B/Dには、新曲『青い忘却』のBand Version/Piano versionを。TYPE-Cには、1stワンマン時に無料配布された『Crimson Bloom』を、ファンたちからの熱い要望に応え収録している。

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特徴的なのが、『自責ノ園』と『青い忘却』のPiano versionだ。両曲ともバンドスタイルでは荒れ狂う重厚な音が轟き渡ってゆく。が、ギターの俐乃が奏でたピアノと莉希の歌声のみで構築したPiano versionでは、二曲とも、とても哀切な想いが胸に響き渡る感涙導く楽曲に様変わっている。表現方法が異なるだけで、こんなにも胸に響く想いの深度が異なるとは…。それも、聞き手にとって嬉しい驚きとなるだろう。

さらに、全作品をコンプリートし、応募券を8月30日(当日消印有効)までに応募すると、好きなメンバーの『自責ノ園(マルチアングル)』MVをDVDとしてプレゼントしてくれる。こちらも、ファンには嬉しい特典と言えようか。

Synk;yetは、シングル『自責ノ園』を手に、9月から「Synk;yet 7大都市単独公演『心中ノ園』」を行う。今回のワンマン公演では、ファイナル公演地以外の各会場毎に、異なる内容を収録した1曲入りのCDが発売になる。最終公演場となる10月23日の新宿ReNYでは、来場者全員に、他の会場で販売したCDとは内容の異なる楽曲を収録したCDが無料配布になる。つまり、7大都市それぞれで1枚ずつ、計7枚のCDが販売/無料配布される。

この7枚のCDを繋ぎ合わせると、ツアータイトルに連動した「七日間に渡る、許されない愛に身を投じた二人の心中物語」が完成する。それを日毎に描き出すために、彼らは、7日間というワンマンの公演数を用意した。

それぞれのCDは、一会場でしか販売されない。すべてコンプリートしたいなら、全ヶ所に足を運ぶ必要性がある。ぜひ財布の中身と心中する覚悟のもと7ヶ所すべての公演に足を運び、彼らへ"その想いを捧げ"ていただきたい。では最後に、バンドを代表し莉希(Vo)/俐乃(G&Piano)/栞(B)の3人が語ったインタヴューをお届けしよう。

『自責ノ園』に描き出した「心の内側に蠢く罪と狂気な想い」。その楽曲が生まれるまでの物語。


―現在Synk;yetは、「罪と狂気」をテーマに表現活動を続けています。

莉希
「罪と狂気」というテーマ性とはどういうものなのかを、まずは前シングルの『愛憎のファムファタール』を通し、リアリティあふれる描写を持って伝えました。それをしっかり提示出来たからこそ、今回の『自責ノ園』では、「内面的な感情としての罪と狂気」を示したかったんです。


『愛憎のファムファタール』のときは、あえてグロテスクな表現を用いながらも、わかりやすい形を持って罪の意識を描きました。だからこそ今回は視点を変え、「精神的な面での罪」という観点で「罪と狂気」というテーマ性を描きたかったんです。それを形にしたときに出てきたのが、「罪を犯した人が心に抱える自責の念」でした。『自責ノ園』に登場する主人公は、その人を愛するがあまり、亡骸になってさえもみずからの心を責め、一つの痛みを持った行動へと心が突き動かされていきますからね。

―サウンド面にも、主人公の感情の起伏を巧みに投影しています。

俐乃
Synk;yetが楽曲の中心軸に据えているのが、「シンフォニックなシンセサウンドへメタルミュージックを絡め、その上にキャッチーなメロディを乗せる」というスタイル。そこへ「罪と狂気」というコンセプトを加え、表現しています。『自責ノ園』に関しては、「主人公の心の揺れ」を歌詞に投影。オルゴールの音色から始まり、一気に激しいシンフォニックなメタルサウンドに変化。途中には、穏やかな表情になりつつ、ふたたび憤った感情を高ぶらせてゆく。人の感情自体が、つねに起伏を持った波のようなもの。だからこそサウンド面でも、その起伏を描くことで感情の揺れを表現していきました。

『自責ノ園』5-TYPEに隠された想いを紐解く。見えてきた、こだわりの真実!!

―「TYPE-A」には、『自責ノ園』のMVを収録。「TYPE-B」には、新曲の『青い忘却』を収録しました。この楽曲には、日々、記憶が消えてゆく主人公の心模様を描写。最後に、とある悲しい結末を綴りました。

莉希
「もし、自分の記憶が日を追う毎に失われたら、その人の心には、どんな狂気が芽生えてゆくのか!?」。そんな疑念に駆られたことがきっかけでした。この歌詞にも「罪と狂気」というテーマ性を重ねています。

―「TYPE-C」には、『Crimson Bloom』を収録。この楽曲は確か…。


2013年11月18日に池袋EDGEで行った1stワンマンライブのときに、来場者へ無料配布した音源です。歌詞に綴った内容が11月を舞台にした物語のように、この楽曲は、11月の時期を中心に、何かしら理由がないと演奏する機会の少なかった楽曲なんです。にも関わらず、ライブで演奏するたびに「この曲は一体??」とかならずリアクションが起きれば、「音源化して欲しい」という声も飛び交っていました。当時は、配布したCDの枚数も200枚程度。今年3月にTSUTAYA O-WESTを舞台に行ったワンマンライブでは、その当時の倍以上の動員を記録しているように、すでに『Crimson Bloom』の存在を知らない人たちも増えている。そういう過去の楽曲を手にしたい人たちのリクエストに応えようと、今回リミックス&リマスタリングをしたうえで収録しました。

―「TYPE-D」には、『青い忘却(Piano version)』を。「TYPE-E」には、『自責ノ園(Piano version)』を収録。


ギターの俐乃はピアノも堪能なミュージシャン。過去にもワンマンの場を通し、莉希のヴォーカルと俐乃のピアノという形態でSynk;yetの楽曲を届けてきました。実際、シンプルな構成を通し伝えることで、莉希の歌声の感情的な揺れや歌詞に込めた想いが、バンドサウンドのとき以上に裸になって伝わるんですね。それも、Synk;yetの大きな武器にしている面。それを今回示そうという狙いはもちろん、実際にバンドサウンドとPiano versionを聴き比べてもらえれば心への響き方が異なるように、その違いを感じて欲しかったんです。

―今回、全5-TYPEを購入し、応募券を5枚貼り付けたうえで8月30日(当日消印有効)までに応募すれば、希望メンバーの『自責ノ園』のマルチアングルDVDがもらえるそうですね。


今回、各メンバー毎のマルチアングルMVを用意しました。こちらは、応募した人のみが見れる特典にしています。ドラムの皇司のファンだったら、彼がどういう表情で、どういうドラミングをしているかを全編追うことが出来る。そこは、他のメンバーも同じこと。そのメンバーの映像を独り占め出来るという面では、ファンにとっては嬉しいことかな!?と思っています。

―今回も、『自責ノ園』の世界観とジャケットに映し出された写真もリンクしています。

莉希
『自責ノ園』の中で僕は「骨の髄まで愛しても」と歌っています。その想いの真意を伝えようと…むしろ、『自責ノ園』に込めた想いの種明かしにも繋がるようにと、愛しき人の骸骨になった亡骸を抱く僕の姿をジャケットに投影しました。

「7大都市単独公演『心中の園』」各会場ごとにCDをリリース。そこに隠された七つの物語の真意とは!?

―9月からは、「7大都市単独公演『心中の園』」が始まります。

莉希
なぜ「7ヶ所」だったのかには、大きな理由があります。じつは今回、6ヶ所目までの各会場で、「その会場でのみ手にすることが出来るCDを発売」します。7ヶ所目となる10月23日(金)新宿ReNYでは、「来場者全員へCDの無料配布」を行います。その7枚のCDというのが、ツアータイトルの『心中の園』に繋がる「七編に分けた一つの物語を成すそれぞれの楽曲」になっています。「愛しあった二人が、何故"心中"という言葉を選択しようとするのか??」。その物語を月曜日から日曜日まで、曜日ごとに七編の楽曲として描き出す必要性があったことから、ワンマンライブも7ヶ所必要だったわけなんです。なので、一枚でもCDが欠けてしまうと、物語が歯抜け状態になってしまう。この7枚を揃えて初めて内容が見える作品だからこそ、すべてコンプリートして欲しいなと思っています。

―10月7日には、最新LIVE DVD『2015.03.26 TSUTAYA O-WEST Expanding Inner Core-THE FILAL-』と題した、3月26日にTSUTAYA O-WESTで行ったワンマンの模様を収録したLIVE DVDも発売になります。


新宿ReNYのツアーファイナル公演へ向けての予習にも…という想いもありますが。この作品、今回の「7大都市単独公演『心中の園』」の会場先行で発売します。この日のワンマン公演は、自分たちでも映像として残したかった内容。ぜひ、あのときの想いをファンの人たちと共有したいなと思っています。 (TEXT:長澤智典)

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