異例の事態…「私たちはATMではない」YGに対し怒りを爆発させたWINNERのファンクラブ

写真=TVレポート DB

アイドルグループWINNERがカムバックの準備を終えた。所属事務所を通じて新曲のレコーディング、海外でのミュージックビデオ撮影、メンバーの自作曲の収録などの情報が公開されている。しかし、WINNERのファンダム(特定ファンの集まり)はむしろ憤りの声を出している。結局、ボイコットまで発生する事態となっている。

WINNERを発掘したYG ENTERTAINMENTは11月中にWINNERのカムバックを行う準備をしている。スウェーデンで2本のミュージックビデオを撮影し、その理由はセバスチャン・リングラー監督との撮影であったためだと明かした。計4曲のミュージックビデオを制作する予定で、そのうち2曲はメンバーであるナム・テヒョンの自作曲であるという事実も付け加えた。

しかし、WINNERのアルバムのリリース日と具体的な活動の日程を確言してはいない。これに、WINNERの公式ファンクラブ(INNER CIRCLE)はYGに対しボイコットを宣言した。非常に異例の状況である。INNER CIRCLEのボイコットはYGがWINNERのカムバックを期限なしで先送りにし、確実なカムバック日の発表もないことから始まった。

これまで2013年10月から2014年8月にWINNERのデビュー日を一方的に先送りにしたこともあり、信用を失ったということだ。WINNERはデビューアルバム1枚をリリースしているが、DVDは5枚を発売した。さらに他の歌手は無料で公開するミュージックビデオのビハインド映像や振り付け映像をDVDに収録し、有料に転換させたということについてもファンは憤った。ファンたちは「私たちはATMではない」と声をあげた。

デビュー以降、WINNERが完全体としての活動を韓国の代わりに日本や海外で集中してきたことに対しても不満をもらした。実際、WINNERは昨年8月にデビューしてから韓国では今年1月に大規模のファンミーティングを1回だけ行った。そして他の歌手たちと合同のコンサートに参加したことが全部だ。

その間、WINNERは日本ツアーや中国でのファンミーティングで海外での滞在期間のほうがずっと長かった。2015年10月までWINNERは所属事務所の先輩アーティストであるBIGBANGのカムバックと後輩であるiKONのデビュー日程のため活動の機会が与えられなかった。その過程を見守っていたWINNERのファンダムがついにボイコットという極端な選択をしたのだ。歌手のカムバックを待ち、ひたすら応援する通常のファンダムとは異なる歩みである。

1年以上WINNERのカムバックを待ってきたはずのファンダム。そんなファンダムと所属事務所であるYGとの葛藤が浮き彫りとなった。しかし、その被害を受けるのは結局WINNERであることは間違いないだろう。


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